canno-shiのすこしみらいを考える

現在と過去を通じて少しだけ未来を考えるためのブログです。予測ではないですが、ありたい未来を考えていく気持ちです。

「健康」から考える、言葉を自分なりに捉えるということ。

仕事を始めて約5年半になりますが、昨日初めて体調不良で会社を休みました。
立っても座っても横になっていても腹痛が酷く、病院に行ったら急性腸炎と診断されました。

 

どうやら「小腸に普通は溜まらないガスが溜まっている」とのことで「いっそ腹をかっさばいてガスを出したら楽になるんじゃないか」とか思ってました。猟奇的ですね。
今日はだいぶ落ち着いて、こうしてブログも書けるようになりました。
昨日からプリンと水分しかとっていないので、とても痩せそうな気がします。
すでに今年に入ってから、5kgも体重が減っているというのにね。

 

さて、まったくの偶然ではありますが、実は近日中に「健康」をテーマにブログを書こうとしていたのでした。
きっかけは、先日とてもお世話になった元上司と飲みに行った際、以下のような話を聞いていたためです。

 

曰く
・普通の人は、健康を「病気ではない状態」だと思っている。
・仕事をきちんとする人(一流の人)は、「自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる状態」だと思っている。
・この認識の違いが、その人の仕事ぶりや普段の生活の違いになる。

 

実際、WHOでは健康を以下のように定義しています。

 

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。

| 健康の定義について | 社団法人 日本WHO協会

 

WHOの定義は難易度高すぎるのでは……?と思うのですが、元上司の話と合わせて考えると、次のようなことが言えそうです。
つまり、健康とは「身体的な好調・不調」ではなく「最大限自分の力が発揮できる環境にあるかどうか」の話をしているということです。
もしかしたら「そんなの当然だよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分にとっては新しい言葉の解釈でした。

 

確かに、最近本屋に行くと「最強の睡眠法」や「シリコンバレーの食事法」なんてタイトルの本が並んでいます。
同じようなタイトルの本が並んでいるということは、それなりに売れているのでしょう。
ただ身体の調子を整えるだけでなく、より高いパフォーマンスを安定的に出すために、日常生活を改善する。
これが、一流のビジネスマンにとって重要なことなのでしょう。

 

ただ……というか、ここからは雑談として読んでいただきたいのですが、果たして「より高いパフォーマンスを出すために日常生活を仕事に最適化する」という選択をすべき人って、世の中にどれぐらいいるんでしょうか。
「日本人の9割に英語はいらない」ではないですが、この考え方もまた、1割ぐらいの人に該当するものではないかと。
ただし、その残り1割が面白い仕事を見つける可能性が高いのも、また事実だと言えそうですが。

 

「健康」であれ「成果」であれ「仕事」であれ、言葉の捉え方の違いがそのまま、その対象に対する取り組み方の違いになります。
成果を「言われたことをやること」とするか「自分なりに101%を実現すること」とするかでも違います。
仕事はより多くの捉え方がありますが「時間をお金に変換すること」とするか「能力をお金に変換すること」とするか「能力を使って望みを実現する手段」とするかによって、向き合い方がまったく変わってきます。

 

自分は、今回の急病もあって健康に対する意識が変わりましたから、より「健康的な」生活を送るようになるでしょう。
ただ、他にも気づいていない「捉えきれていない言葉」が、まだまだたくさんあります。
それらを1つ1つ学びつつ、その上で何を自分の血肉としていくか。

 

そんなことを思うと、もっと多くの言葉に出会いたいと、そう感じるのです。