canno-shiのすこしみらいを考える

現在と過去を通じて少しだけ未来を考えるためのブログです。予測ではないですが、ありたい未来を考えていく気持ちです。

その人生に意志はあるか。目的はあるか。戦略はあるか。

最近、ユニリーバや資生堂でマーケティングに携わられている方が書いた『なぜ「戦略」で差がつくのか。』という本が出版された。読んでいるととても面白い。戦略とは「目的」に対していかに「資源」を効率的に使うかという、その手法のことだという。戦略の…

めまぐるしく変わる市場とゆっくりと変化する社会。僕らは、その上に立って生きている。

2017年が始まりました。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。僕が住んでいる埼玉県は年明けから快晴続きで、風は少し肌寒いけれど、心地よい日々が続いています。 そんな中で、すこしみらいを考え続けるのも良いことだなぁと改めて思っています。 さて、年…

「客観的な真実」の価値が低下し、外にも内にも拠り所がない世界で、僕らはどうやって生きていくのか。

イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ氏当選が示すグローバル化の限界、「保育園落ちた日本死ね」に象徴される資本主義の発展と実生活の利便性の乖離、さらにアルファ碁の劇的な勝利に感じるシンギュラリティの到来と多くの人がAIに感じる漠然とした不安な…

創造性の根源が「違和感」と「我慢のできなさ」であることの残酷さと滑稽さ。

突然の結論である。創造性の根源は「違和感」と「我慢のできなさ」である。そして、それは残酷であり滑稽である。なぜか。 そもそも、今回はハーバード・ビジネス・レビュー11月号の瀧本哲史氏の「未来を希望に変えるのは誰か」から刺激を受けている。 そち…

【シン・ゴジラ観覧記】ゴジラを乗り越える力を持った人類に、核兵器のない世界を作る力はあるか

話題のシン・ゴジラを観てきました。思っていたよりは自分の中で盛り上がり切れなかったのですが、面白い発想を与えてくれた映画でした。例えば観ている間、「優れた個体の進化でさえ、人類というものは努力と知恵とコミュニケーションで乗り越えてしまうも…

オリンピックが終わった後、僕らの中には「感動した」以外の何かが残るべきか?

リオオリンピック、すごいですね。今日は朝から吉田選手の話題が溢れていたし、水谷選手や福原選手も物凄く話題になったし、女子バドミントンも金メダルを獲得したし。もともとスポーツにそれほど強く興味があるわけではないのですが(スポ根は大好きですが…

ブラックボックス可視化ツールとしてのタロットカード

最近「手品を見たときに『タネは何だ!?俺は騙されないぞ!』とか考えずに『びっくりしたなー。凄いこと出来る人がいるんだなー』っていう風に思えるようになった人」の気持ちで生きられるようになってきました。だいぶ丸くなってきて、地に足ついてる感じ…

「生きること自体がつらい」と言ったら驚かれたので。

どうやら、「生きるのがつらい」と思うことはあっても「人生すなわちつらい」と日頃から思っている人はそんなに多くないらしい。それなら、なんで「人生すなわちつらい」になるのかを文章にしてみるのもまた一興と思った次第。世の中にはたくさんの人が、た…

【ズートピア観覧記】"Try Everything"という言葉から省略されたもの。

ズートピア、面白い映画でしたね。進行上納得いかなかった点や心に落ちてこない部分はありましたが、それでもまぁ、面白い映画だったと思います。 ただ、良い映画だったか?と言われると、前評判ほどではなかったな~という感触でした。期待値上がりすぎちゃ…

100歳になったとき、人はどんな言葉を伝えられるか。

たまにはゆるい内容でも書いてみようと思います。テレビで見かけて、印象に残った話です。 少々前ですが、NHKのとある番組で日野原重明さん(104歳の医師)と篠田桃紅さん(103歳の芸術家)の対談番組がありました。日野原さんは知っていたものの篠田さんは…

世界はもはやイノベーターの時代ではない。狂者の時代である。

突然ですが、あるものを突き詰めるとは一体どういうことでしょう。スポーツであれ、学問であれ、芸事であれ、非常にニッチな趣味であれ。何かを極限まで突き詰めると人はどうなるのでしょうか。 そのとき、その人はきっと狂ってしまっているでしょう。 「狂…

幸福について本気を出しすぎて考えたら、マズローの自己実現理論を更新して世界平和を希望していた話。

この1年間、気づけば「幸福について考える」というのが、自分の大きなテーマだったように思います。最初は「どうすれば幸福になれるのか?」という問いを立てていたのですが、漠然としすぎて考えが深まらなかったので、具体的には下記2つの問いを考え続けて…

「資本・価値観主義社会」の到来

ここ数ヶ月、暇を見つけては「将来の社会はどうなるのか?」ということを考えていました。情報センサーの低価格化、IoTの進展、データの収集・分析力の向上、それら全てにより「人間の生活を全て把握できてしまう」という状況の中で、いったい人々は何を大切…

「我思う、ゆえに我在り」に、少しだけ含まれている嘘。

近頃、自分がブックマークしているブログで続けて「スーパーメタ社会」とか「自分の思考について思考える」というテーマが取り上げられており、具体と抽象の行き来がより激しく、かつ重要になってきているなということを、改めて実感します。 NAKAHARA-LAB.N…

9枚の写真で辿るイタリア旅行の巻

一週間ほど、ヴェネツィア〜フィレンツェ〜ローマを旅してきました。せっかくなので、普段とは趣向を変えて、いっぱい撮った写真たちのなかから、各地3枚ずつ供養したいと思います。どっかで公開しないと、陽の目を見ることないからね。☆ヴェネツィア編間違…

東京に足りないのは人間味というよりも人情味だと思う。

肩が触れ合うほど密着するのに、心の距離は遠ざかるばかりです。はてさて、私は岩手で生まれて、大学時代は京都で過ごしたのですが、間違いなく岩手や京都にいたときの方が、今よりも感受性が豊かだったように思います。昔は天文部として毎日空を見上げてい…

「ブラック企業」の入社研修周りで考える、産業の構造とそこに入社していく人々の変化のお話

「ブラック企業」という言葉があちこちで聞かれるようになって早数年。こうした企業の入社研修が非人道的、宗教的にみえることについては、様々なところでその例を見ることができます。(たとえばNaverまとめなど。http://matome.naver.jp/odai/213718294241…

「絶対に◯◯するための3つの方法」みたいなタイトルにとっくに飽きてる人たちと話してみたいこと

あなたと、あなたの周りの人たちの想像力は健全に保たれていますか?という話。 情報がこれだけ溢れて、個人の目に映る時間がどんどん短くなるWeb上で、キャッチーなタイトルやコピーが増えるのは当然のことだと思います。 ましてや、それを作る人たちはユー…

発達し続けるテクノロジーに、個人としてどう向き合うべきか?

昨年バズった「10年後になくなる仕事」の記事(下記リンク参照)や、30年後の世界から2015年を見つめるNHKのNEXT WORLDなど、ご覧になった方も多いと思います。これらの記事や番組では、テクノロジーの発達により仕事や日常生活など、あらゆる場面がこれまで…

世の中の環境が変わったのだから、そろそろ「勉強ができる人」と「頭がいい人」をきちんと定義すべきだと思う。

1月も終わりに近づき、2月には大学入試の二次試験、3月には新卒採用のプレエントリー本格化、4月には新入社員の入社と、学生に関するイベントが目白押しになっています。 近年、「いい大学に入っていい会社に入る」「高学歴は仕事ができる」といった学歴信仰…

いいね!が壊す個人の世界〜facebookからおもしろいことは生まれません〜

facebook(以下FB)を1、2年使っていて、やっと納得できたことがあります。 それは、ここはあまり多くを期待してはいけない、公の場なのだということです。 FBは、ゆるいつながりを生成・維持するには、本当に素晴らしい場です。 仕事を始めてから、本当に多…

クソコラグランプリに見え隠れする日本の病理

突然ですが、ISIS(イラン、シリア、イスラム国)の件に対するネットの反応って見ましたか?その中で、「クソコラグランプリ」っていう画像が拡散されているのを知っていますか?もしご覧になっていれば、あの画像って、面白かったですか?個人的にはあんま…

エンタメって、結局なにかね?~桑田さんのお詫び文から考える~

サザンオールスターズの桑田佳祐さんが、紅白でも放映された年越しライブの演出について、お詫び文を発表されました。 http://www.amuse.co.jp/saslive2014/ 紅白放映直後から 「つけひげは独裁者をにおわせるメッセージか?」と騒がれたり、 ライブの様子か…